レイヤードアイテムとしても活躍するドレス。前身頃のハーフムーンポケットは、もともと狩猟時に使用されていたディテール。銃弾や釣り餌などを素早く取り出せるよう工夫された、実用性の高いポケットです。ヒップ部分は、獲物を収納するために使われていた大きめのポケットをデザインベースに、斜めにカットしたポケット口が特徴です。本来のポケットのサイズ感よりも、シプリらしく小さめにアレンジし、ユーティリティな要素を程よく取り入れたデザインに仕上げました。ナチュラルなコットンの表情と、軽やかなタスランポリエステルを掛け合わせたツイル素材。ポリエステルには樹脂コーティングを施し、空気を含んだような軽さのある風合いに。織りから染めまでを尾州で一貫して行い、丁寧に仕上げています。