BOOK GUIDE by NADiff

コンテンポラリーアート、フォトに関する国内外の書籍を中心に、アートグッズやマルチプルなども取り扱うブックショップ“ナディッフ アパート”の選書による、今月のおすすめブックガイド。(今回はCLUÉL vol.40より)

 


 

当たり前を見直すことで、新しい発想に思いがけずたどり着けることがあります。仕事で新しいアイデアを生み出したい、繰り返しに思える日々を楽しみたい、ひとつアップグレードした自分になりたいとき。そんなときのヒントになるような、新しいものの「みかた」=価値に出会える3冊を選びました。夏の暑さで全身バテ気味のこれからの季節。読書で頭と心をほぐして、リフレッシュしてみませんか。

 

01.菅俊一『観察の練習』
  • (発行) NUMABOOKS
  • ¥1600+tax

NHK Eテレ「2355/0655」の映像作家・菅俊一の日々の習慣、「観察」の事例を写真と文章で紹介。自動販売機で見かけた「このおいしさでカロリーゼロ」のコピーから“おいしさの定義”を考えるなど、取るに足らないと言ってしまえばお終いだが、真剣に観察し、当たり前を見直す視点は新鮮で面白い。
 

02.立花文穂『かたちのみかた』
  • (発行)誠文堂新光社
  • ¥1400+tax

文字、紙、本をテーマに作品を制作し、グラフィックデザイナーとしても活躍する立花文穂。大学での授業をまとめた本書は、身の回りにある点や線、物の形を見つめ直し、「探すこと、観察すること、なにかを発見する喜び」の大切さに気づかせてくれる。
 

03.田中未知『質問』
  • (発行)文藝春秋
  • ¥2300

「心も年をとるのでしょうか」「時計の針はなぜ右回りなのでしょうか」「一日何回空を見上げますか」……。寺山修司の秘書を16年間務めた著書による、70年代伝説の書が復刊。365の質問が1ページにひとつ。たっぷりと取られた余白に自分なりの答えを書いてみるのもいいかもしれません。

 

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CLUÉL vol.40掲載
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