スーツと時計

いつまでたっても憧れの対象で、なかなか手を出すことのできないスーツと時計。きちんと向き合えた時、初めて大人を語れるのかもしれない。いつか来るそんな日のために、ここでは特別な逸品を紹介していく。

 


ーSUIT【MARNI】

《マルニ》のスーツ

シンプルな中にも独特のセンスを盛り込み、普遍的かつフックの効いたデザインを表現する《マルニ》。そんなブランドが作るジャケットは、やはりどこか特別だ。一見ただのストライプジャケットのように見えるが、ウール素材に陰影を付けることで、濃淡の異なる生地をランダムに切り替えたような、ユニークな視覚効果を与えている。

下手をするとクセが強すぎて着るのを躊躇してしまいそうだが、ラペルの太さやシルエットをクラシックに仕上げているので、意外とすんなり着れるはず。ブランドのアイデンティティを感じさせる、絶妙なバランスの遊び心が詰まった一着に、是非袖を通してみよう。

    ジャケット¥197000、シャツ¥51000、パンツ¥70000/以上 MARNI(マルニジャパン ☎︎03-6416-1024)

 

ーWATCH【HAMILTON】

《ハミルトン》の腕時計

1918 年にアメリカの定期航空郵便の公式時計に採用されて以来、数々の歴史的なフライトに貢献してきた《ハミルトン》。この「カーキ パイロット パイオニア オート クロノ」も、1970年代の英国空軍時計をオリジナルとした歴史ある一本で、軍用時計のDNAを受け継いだタフスペックとオーセンティックなデザインが魅力的だ。

太陽光の反射を避けるために、ケースにはつや消し加工が施されていたりと、細やかなテクニックも見逃せないポイント。ベルトにはNATOタイプの定番として人気の高い、カーキのストラップを使っており、スタイルを問わず幅広く活躍してくれるはず。この春注目の、トラッドファッションとも相性が良いので是非お試しあれ。

    腕時計¥199800/HAMILTON(ハミルトン/スウォッチグループ ジャパン ☎︎03-6254-7371)

CLUÉL homme vol.27掲載
※制作時の情報につき、現在は変更になっている可能性がございます。

  • photograph:Otsuka Kazuhiko
  • styling:Otsuka Mikiya
  • styling:Aida Hirokazu(et quart)
  • model:Harold