機能とデザイン

ここでは優れた機能性への追求が、心地良いデザインへと必然的に導き出された、カッコいいプロダクトをピックアップ。日々の生活で必要不可欠なモノだからこそトコトンこだわって選びたい人へ。


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空間と空気を「美しくする」
超音波加湿器

「ライフスタイルにおける究極のグッドデザインとは何か?」を自問した時、それが自然と求められるシーンを考えるとその答えに辿り着きやすい。《カドー》は、病院や医療福祉施設向けの超音波加湿器を、家庭でも使えるようアレンジ。“存在自体がその場の空気と空間を美しくする”という意味を込めてデザインされた完全日本製プロダクト。「HM-C610S」を見てまず目がいく2本の筒は、給水タンクとミストを噴出するダクト。その構造も加湿器で求められる衛生面と給水の面倒さをクリアするためで、部屋に出し放しになりがちな秋冬シーズンでも安心だ。タンクには抗菌ゼオライトを使用し、空気抗菌も可能にしている。すらりと伸びたダクトを高い位置にしたのは、空気の対流効率を最大限向上させるため。優れたデザインが空間を彩り、また目に見えない空気も美しくする。究極の命題のひとつの回答を「HM-C610S」は示してくれた。

 product data

brand:cado
item:humidifier
model:HM-C610S
country:Japan
price:42500yen

    タンク上部がスライド式のフタになっており、給水しやすいのが魅力だ。アロマトレイを搭載しており、アロマオイルを使うことで加湿とともに香りを楽しめるのも大きな特徴。

お問い合わせ先:カドー tel:0120-707-212

 

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iPhoneにも影響を与えた計算機
電卓の幻カラーが復活

「ET55」といえば《ブラウン》ファンの間では誰もが知る計算機/電卓の名作。しかしながら、ニューヨーク近代美術館にも収蔵され、現在も復刻して多くの人に愛され続けているこのコンパクトなプロダクトに、 もう1つの色があることをご存知だろうか。今回、紹介するホワイトカラーがそれだ。このプロダクトが産声を上げた1983年に、ホワイトは世界で約5000台ほどしか生産されておらず、まさに知る人ぞ知る“幻の電卓”が復活。人が指先で使うことを前提に、長時間の打鍵も苦にならないクッション性のあるボタン、机以外のシーンを想定した見やすさまで考慮された配色は、《ブラウン》が掲げる“Less,but better=より少なく、しかしより良く”を最もダイレクトに感じさせてくれる。たかが電卓と侮らず、これを機にその哲学も持ち運んでみてはいかがだろうか。

 product data

brand:BRAUN
item:Calculator
model:ET55 BNE001WH
country:Germany
size:W77mm x D138mm x H16mm
price:6000yen

    実用性と耐久性を兼ね備えた合理的なデザインこそが《ブラウン》のカタチ。持ちやすさにプロテクトカバーまで備えて完璧な完成度が魅力。

お問い合わせ先:designshop tel:03-5791-9790

CLUÉL homme vol.22掲載
※制作時の情報につき、現在は変更になっている可能性がございます。