BOOK GUIDE by NADiff

コンテンポラリーアート、フォトに関する国内外の書籍を中心に、アートグッズやマルチプルなども取り扱うブックショップ“ナディッフ アパート”の選書による、今月のおすすめブックガイド。(今回はCLUÉL vol.28より)

 


 

今月のテーマ
「暮らしと家を考える」

梅雨のじめじめ、雨が続く日々が過ぎれば照りつける太陽。外に出るには気合いがいる休日は、涼しく冷えたおうちでの読書はいかがでしょうか。今回はそんな、おうちごもりの読書におすすめしたい「家」という身近な題材で選んだ3冊を紹介します。多様化する暮らし、家を舞台にした物語を、小説やマンガ、詩やエッセイ、イラストや写真などさまざまなジャンルで描き出しています。暮らしにまつわる本は、日々の生活に新鮮な空気を運んでくれるかもしれません。
 

01.山内マリコ他『団地のはなし ~彼女と団地の8 つの物語~』
  • (発行) 青幻舎
  • ¥1500

小説家の山内マリコ、詩人の最果タヒ、イラストレーターの大島智子、漫画家のカシワイ、写真家の黑田菜月など、注目作家たちによる団地を舞台にした短編作品集。読み終わると団地の暗くて古い印象がガラリと変わる。東京R不動産編。

 

02.柴崎友香他『窓の観察』
  • (発行)長島明夫
  • ¥900

「窓」をテーマにした写真、小説、エッセイで構成した建築雑誌『建築と日常』の別冊。「窓」越しに自由に発想した魅力的な景色が、美術家のqp、小説家の柴崎友香、建築家の中山英之によって豊かに綴られている。

 

03.村上慧『家を せおって 歩いた』
  • (発行)夕書房
  • ¥2000

「家」のあり方に疑問を持った美術家の村上は、発泡スチロールで作った小さな家を担ぎ、日本中を渡り歩くプロジェクトを始める。「日々の生活のために日常をこなしていったような、あの閉じきった生活からの脱出を試みる」ために。369日間の日記をまとめた一冊。

 

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CLUÉL vol.28掲載
※制作時の情報につき、現在は変更になっている可能性がございます。