くいしん坊ナビゲーター
オススメ2店

今月の食いしん坊ナビゲーター

藤井早希子さん


セレクトショップ『BEAMS』プレス。ランチには職場近くの『ALA 』に同僚と、休日には友人とゆっくりと『LABO』に行き舌鼓。PR業務の多忙な毎日に欠かせないのは、美味しいご飯とお酒とリラックスできる空間。そんなオススメの2軒です。

 

 


restaurant 01

LABO

ラボ

フレンチをベースに、創造的な
多国籍テイストを楽しめる隠れ家ビストロ

渋谷の喧噪を抜けた神泉の静かな住宅街。ビストロ『ラボ』はマンションの半地下にひっそりと佇む、文字通り隠れ家といった風情。この地で17年目を迎えるこの老舗店は長年に渡って通い詰める常連客や、ふらりと訪れる地元の方々、深夜2時までという営業時間帯を狙って仕事帰りに立ち寄るサラリーマンなど多種多様な客層に支持され続けるお店だ。一人で切り盛りするオーナー兼シェフの籔内氏が作り出す料理はフランスで修行を積んだフレンチをベースにしながら、世界を旅するのが趣味という多国籍テイストが反映された、旬の食材で作る季節感と創造性あふれる多国籍なスペシャリテが半分、クラシックなフレンチをベースにした定番メニューが半分だという。ヨーロッパだけなくアジアや南米など、訪れた先で購入したスパイスやカトラリーなどをお店で使用することも多く、店内がどことなく多国籍スタイルなのも頷ける。フレンチのコースをがっつり頂くのも、ふらっとワインとおつまみだけ、または2軒目としてなど、いつ訪れても居心地の良いお店です。

 

  • サザエのガレット ソースサルサ¥1800
    福井県から仕入れた極上のそば粉で作ったガレットに特製のサルサソースを合わせて、タコスに見立てたスペシャリテ。アボカドとサザエの食感も絶妙。

  • トロピカルフルーツとココナッツの
    ピサラディエール ¥1800

    南仏ではクラシックなメニューとして親しまれるピサラディエール。これからの季節にぴったりなマリネしたトロピカルフルーツをトッピングした爽やかな一品。

  • モルシージャ 新生姜ピクルス¥3000
    ヨーロッパでは古くから食べられてきた豚の血入りソーセージ。お米を入れてスペイン風にアレンジしたのがこちら。旬の新生姜の香りも豊かに、おつまみにぴったり。

    • 【オススメワイン】Crémant d’Alsace ¥4800(ボトル)
      フランス・アルザス地方のスパークリングワインはすっきりした飲み口が魅力。

  • カウンター越しに腕をふるうシェフ兼オーナーの籔内氏。ここからさまざまな創造的メニューが生まれる。

  • 前菜の「マグロ カルパッチョ」はフランスの国民食とも言われるクスクスのサラダ「タブレ」を付け合わせに。マグロの上に乗せたオリーブのタプナードや、タブレに入ったミントの清涼感が効いた新鮮な一皿。¥1800

  • 友人のお宅にお邪魔したような落ち着いた雰囲気。洋書などがぎっしり詰まった本棚やソファが置かれている。

  • こじんまりとした店内ながら、それがかえって居心地の良さを高め、ついつい長居してしまいそう。
restaurant data

LABO[ラボ]
東京都渋谷区松濤2-14-12 シャンボール松濤102
☎ 03-3469-6722
営業時間:19:00~26:00
定休日:月・第1、第3日曜日

 


 

restaurant 02

ALA

アラ

カジュアルなイタリアンバールは
大人のための原宿のオアシス

原宿の路地、いわゆる裏原宿と言われるエリアに店を構える『アラ』はカジュアルなイタリアンバール。若年化する場所柄、大人が通う本格的な名店が少ないエリアにあって、アパレル業界をはじめクリエイティブな職場で働く舌の肥えた大人が普段使いで足繁く通う貴重なお店だ。お腹とともに心も満たしてくれる料理のクオリティーは言わずもがな、美意識を刺激するお洒落なインテリアや、敷居の高さを払拭した親しみやすい雰囲気など、店長の山崎氏が語るようにまさに〝原宿のオアシス〞という形容がよく似合う。本場で修行を積んだシェフが作る本格的なイタリア料理をベースにしながら、カジュアルかつ創造的にアレンジしたメニューが豊富で、産地直送の野菜を使用した繊細で健康的なものから、がっつり系の一皿まで多様なニーズに応えてくれるのも嬉しいポイント。人気看板メニューのひとつ〝昼下がりのナポリタン〞はネーミングの面白さもさることながら、見た目は昔懐かしいナポリタンでありながら味は本格的なイタリアンという、大人の遊び心が隠し味。ぜひともトライしてみて。
 

  • イタリアンBBQ
    ラックアンガス ハラミ串¥380
    カモ串¥480
    ポルケッタ串¥380
    フランス牛串¥480
    霧島鶏串¥380

    さまざまな種類を気軽にトライできる焼鳥スタイルのイタリアンBBQ。ヤングコーンなど季節の野菜が充実しているのも高ポイント。

  • 昼下がりのナポリタン ¥1200
    ナポリタンと名付けられながら昭和の喫茶メニューとは一線を画す。ケチャップを一切使用せず自家製のベーコンと産地直送の野菜をふんだんに使った逸品。

  • ホワイトアスパラと卵のフリッタータ スフレ風¥800
    イタリア産のホワイトアスパラを卵でとじたシンプルながら優しい味わいがクセになる一皿は、パルミジャーノチーズのチップスとともにいただく。

  • 【オススメドリンク】ビンテージ15
    レモンサワー ¥600

    岩城島産の完全無農薬で栽培されたプレミアムレモンを丸ごとしぼり、皮付きで入れスパークリングワインで割ったフレッシュなドリンク。

  • ちょっとしたインテリアにもお洒落なこだわりが随所に。飾られたイタリアンテイストの雑貨を見ているだけで楽しくなる。

  • 広島・瀬戸田にある森崎農園の味わい深いベビーリーフがふんだんに入ったサラダ。森崎農園のMix リーフと産直野菜のグリル¥780

  • 看板ドリンクメニューのひとつでもあるイタリア産のクラフトビールがずらりと陳列。ワインはもちろんビールに合うメニューも豊富。

  • 壁には一面、訪れたお客さんが描いたイラストが。本場イタリアのバールのような肩の力の抜け具合がちょうどいい。
restaurant data

ALA[アラ]
東京都渋谷区神宮前3-26-11 原宿SH ビル2F
☎ 03-5772-2919
営業時間:11:30~15:00、12:00~15:00(土・日・祝)、18:00~24:00
定休日:月2回不定休

 


CLUÉL vol.27掲載

  • photograph:Arimoto Masahiro(LABO)、Otsuka Kazuhiko(ALA)