目黒の路地裏にひっそりと佇む週末限定のショップ《パネンカ》

panenka

2016年9月に、目黒の裏路地にオープンしたデイリーウェアを揃えるショップ《パネンカ》。洋服を治療薬と考え、着る人のライフスタイルをより素敵なものに改善することをコンセプトにスタート。オーナーである横田さんは、平日は薬剤師として働き、週末のみこの店を開ける。どこかゆったりと時間が流れる、贅沢な大人のためのショップだ。

ここには、《Fernando》と《Pep》の2つのオリジナルブランドが並ぶ。シャツブランド《Fernando》のコンセプトは、「ちょっといいスーパーで買う食品」。いつ、どこで、誰が作ったのかを明らかにし、生地やパターン、縫製など生産者の手仕事が感じられる、食品のような新鮮さ、産地直送感を洋服に落とし込んだ。シャツの裏地には、生地製造者、パタンナー、縫製者それぞれの印鑑がデザインされている。
シンプルなデザインの中にある、一つ一つ作り込まれたディテールがブランドらしさを構築するのシャツは、スタンダードと衿や袖がラウンドした2型を展開。細身でシャープなフォルムながら、ストレスを感じない快適な着心地。また、衿や袖などパーツを選んでカスタムオーダーすることも可能。

もう一つのブランドである《Pep》は、できる大人のオンとオフ、どちらでも活躍できるリラックスフォーマルウェアを提案する。特別な糸によって編まれ、加工されたハリとコシのある生地は、カットソーでありながら織物のような素材感が特徴のジャケットと共地のベスト、スラックスのスリーピースを展開。ビシッと決まっているけれど、着ていて楽チン。気軽に羽織れるけれど抜け目のない美しいシルエットが特徴だ。
ちなみに横田さんは大のサッカー好き。店名である《パネンカ》は、サッカーのPKのときにチップキックでゴールキーパーのタイミングをずらすテクニックのこと。店名同様、一癖あるショップで、天気のいい日にふらりと立ち寄って、贅沢な時間を過ごしてみるのもいいかもしれない。

    店内には、オーナーの横田さん自らがセレクトした雑貨が並ぶ。

    薬剤師ならではのデザインを取り入れ、添付文書という薬の説明書を洋服に落とし込んだ。

    オリジナルである《ペップ》、《フェルナンド》の他にセレクトされた上質なアイテムも展開。

    のんびりとした日にふらりと立ち寄りたくなる店構え。
shop data

panenka
東京都目黒区目黒4-5-13 ♯102
tel: 03-6886-7432
open: 12:00-20:00
(Sat, Sun, Holiday)
www.panenka.tokyo

CLUÉL homme vol.18掲載
※制作時の情報につき、現在は変更になっている可能性がございます。

    photograph:Ohno Yuya